ヨコトリ2020雑記_2(映像作品)

2020.09.20 Sunday

横浜トリエンナーレ2020も、映像作品多いですよ。

今年のチケットは有効期限が1日なので、どれを全編見てどれを流し見するか、などと考えている人もいるんじゃないかな。

公式サイトにあげられているこの映像作品上映時間一覧を参考にするといいかも。

 

映像作品を一度にたくさん見れないタチなので、今でも通いながら見ている。

 

個人的にはPLOT48の作品全般に愛着がある。

なかでも映像作品では、私が作業現場にしていたPLOT48の3階で上映されているアントン・ヴィドクルとジェン・ボー。

数週間、施工の工程を見ていたし調整中の音声をずっと聞いていたから。

 

アントン・ヴィドクルはロシア宇宙主義をテーマにした3部作のうちの1本《これが宇宙である/2014》と、

東京で撮影された新作《宇宙市民/2019》の2本を交互に上映している。

ロシア宇宙主義に関して翻訳されている資料は少ないうえ、コロナ禍の影響も手伝って注目度が高い。

午後はだいたい混んでいるからお目当てにしている人は早い時間にどうぞ。

 

ジェン・ボーは、《シダ性愛》、《擬似交接》の2作品がひとつの大型スクリーンの両面で同時上映されている。

まず映像と音声の迫力?というか刺激が強い。

のちに、シダの歴史的背景を知ったときに想像させられる人間の生態...という刺激がじわじわ。

前述の一覧を確認したら、まだ全部見てなかった。(!)

 

数年後、私が彼らの作品に再会し、音声(あの歌、あの声)を聞いたら今年のヨコトリを鮮明に思い出すんだろうな。

 

 

そしてもうひとつ。

2階で上映されているレヌ・サヴァントの《ミリャでの数カ月》。

231分のドキュメント映像で、1日に2回しか上映されない。

インドのマハーラーシュトラ州のミリャにある村の人々の日常を綴った作品で、愚痴や喧嘩、葬式やお祝い、病気の話や井戸端会議がまぜこぜに現れては消える。もちろん牛も。

人々の自然な姿を見ていると、どんな佇まいで撮影していたのかとても気になる。

撮っている彼女を誰か撮って見せてほしい。

私はヨコトリが開催してからPLOTで用事があった日は、だいたいこの作品を30分くらい見てから帰る。

適当に見始めるから、すでに見たシーンをまた見るわけだけど全く気にならない。

最近では私のBangaloreの記憶と徐々に混ざりはじめ、個人的体験の一部になりつつある。

8月の猛暑日、黄昏時にこの作品を見ながらダラーっとしていた時間が私の夏の思い出。

いいよね。

作品とのそういう関係。

 

 

 

 

 

 

 

アントンさんのTシャツが欲しい