ゴードン・マッタ=クラーク

2018.09.20 Thursday

 

最近終了した「ゴードン・マッタ=クラーク展/国立近代美術館」、数えたら4回も行っていた。
月イチで行っていた感じ。(暇なのかな)

 

映像が多いから、まず2回行って。
その帰りに展覧会カタログと冊子を買い、家で書籍をポチる。
読み終わったら確認したいことができてもう1回 行きたくなり。
最後は奥村君の作品「帰ってきたゴードン・マッタ=クラーク」を見忘れてたことに気付き、もう1回。ついでにトークも。

(行ってよかったよ!)

さらにもう1回行ってたら、馴染みすぎて寝転んで映像を見てた思う。
Day’s End あたりのウレタンに。


『Experience Becomes the Object』はゴードンと活動を共にしていた友人・知人による作品解説と、
10人のインタビューで構成されている本。
英語だから読み終えるのに時間がかかったけど、話し言葉に近いのでそれほど苦痛でもなく、面白く読んだ。
友人それぞれのエピソードの中には「あー、あるある。」な苦労話があって、当時の現場の雰囲気と時代背景がぐいぐい伝わってくる。
突然現れた経理を雇ってしまい、毎日の売り上げをごまかされて盗られたり。
ビルの壁を壊していたらいきなり爆発して危うく死にそうになったり。
ゴードンがFOODの2日目には、もうウンザリしてたり。
・・ますます親しみが湧いてくる。


掴み所のないリアクション。生き急いでいるような制作ペース。バタンの死。彼の持病と死。
友人たちは、各々の人生のなかでそれらを消化しようと試みてきて、今に至る。

彼らが見ていたゴードンが、それぞれ微妙に違うところがリアルでよかった。

 

 

「“大事なものを伝え残す言葉” を選ぶ重要性」を考えてしまう私。(暇だから)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お祝い

2018.09.01 Saturday

 

8月最後の日、日比野さんの還暦祝いのイベントへ。

早い時間に行って、お祝いの挨拶をしてきた。

私を含め会場にいる人たちみんな、湯上りみたいに忙しく汗を拭きながら

「おめでとうございます」を繰り返していて微笑ましかった。

 

誰かをお祝いしている時間の、普段より“びよーん” と伸びた感じがいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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