Dear Shangri-la
2011.11.26 Saturday
黄金町バザールの最終日、展示会場で高橋久美子さんと対談させていただきました。
今年の9月までチャットモンチーのドラムと作詞を担当されていた、久美子ちゃん。
今は作家・作詞家として活躍されています。
実はこの日が初対面の私たち。
ふたりの間を取り持ってくれたのが、私のビール友達であり、出版社フォイルの編集者である中村水絵さんでした。
水絵さんが編集を務めた詩画集『太陽は宇宙を飛び出した』(詩・高橋久美子/画・白井ゆみ枝)が出版されたのは2010年7月。
出版と同時に、世田谷ものづくり学校で「ヒトノユメ 展 in Tokyo 2010 ~詩と絵の作品展~」を開催。今年も愛媛、徳島と巡回されたそうです。
展覧会のコーディネーターでもあった水絵さんは、当時から久美子ちゃんや他のメンバーの話、展覧会準備の楽しい話&苦労話を私にしてくれていました。もちろんビール片手に。
今回、久美子ちゃんと私の初対面対談がうまくいったのは、“楽しくもハードな展覧会づくり”という共通項があったからかもしれません。
水絵さんから聞いていた通り、実像の久美子ちゃんは私が今までライブ映像で見てきた印象よりずっと柔らかな女性でした。
そして目がキラキラうるうる。
と思ったら、次の瞬間には、あのドラムさばきと同じ力強い眼差しが…。
対談の内容は、久美子ちゃんの公式ホームページ内、「このひとに会いたい」でご覧いただけます。
「んふふのふ」 http://takahashikumiko.com/
チーム久美子の皆様、楽しい時間をありがとう。
?胸を張って歩けよ 前を見て歩けよ 希望の光なんてなくったっていいじゃないか
(チャットモンチー「シャングリラ」より)
富山山 (その1)
2011.11.13 Sunday
先日、富山に行ってきました。
12月に富山県立近代美術館でワークショップをやるので、そのリサーチのためです。
リサーチってのは大げさかも...のんびりブラブラさせていただきました。
当日は、お正月みたいなパリっとした快晴。朝の街歩きは、すごく気持ちがよかったです。
そして低くてコンパクトな街並に漂う清潔感も。
あれは天気のせいだけじゃない気がしました。
あと一ヶ月もすると、富山は曇と雪のシーズン。次に来るときには「はくたか8号」の車窓から演歌な景色が見れそうです。
歩きながら「最近、国内をウロウロしていないなぁ」と思いました。
車も運転できるのに。
本格的な引きこもりシーズンが始まる前に、個人的リサーチに出かけるべきかもしれません。
さて、私の個人的リサーチとは何でしょう。
…内緒。
カマキリの恋は〜
終わったあと〜
ウッカリ〜 cho: ウッカリ〜 ウッカリ〜 ウッカリ〜
食べちゃう〜〜のッ ?
(「いつか着替えた気がする」/『キレイ』サントラより)
最後のひと餅
2011.11.05 Saturday
11月8日、かげもしゃの最終設置に行ってきました。
住民の方々からの評判も良く、今後も設置エリアが広がる可能性もあるそうですが、
とりあえず当初予定していたものは全て完了。
関係者の皆様、4年間ありがとうございました。また一緒にお仕事ができるといいです。
取り付けをしている間、建造物の外壁についた雨だれが目につきました。
まだ竣工して3ヶ月くらいなのに、水垢ってすぐに付いてしまいます。
かげもしゃ達の輝かしい白さも、今がピークです。
今後の私の役目は、メンテナンスに気を配ること。
はっ!長野の子も、大阪の子も...うーんと、えーと。元気かなぁ。
でも、みなさんにナデナデされて手垢だらけになったり、
ナシ地仕上げの表面がツルンツルンのピッカピカになるんだったら、それはそれで良し。
水木しげるロードの彼らみたいに。
どうぞ、かげもしゃ達をよろしくおねがいします。
もちっ、もちっ、もちっ、もちっ...... もちもちもちもちもちっ...
(↑かげもしゃ達の足音。途中で小走りになった)
♬ だって写真になっちゃえば あたしが古くなるじゃない
(椎名林檎「ギブス」より)