野にある生
2019.08.08 Thursday
自分の体調が優れないとき、一番食べたい物を食べることが何よりの滋養になる。
と、聞いたことがあるような、無いような。
体調は普通だけど、頭のなかが “目詰まり” してしまっている今の私には、
ジャック・ロンドンの作品が何よりの滋養になっている。
読んでいるあいだは
「ほれ、食え。」
と、彼に与えられた生肉をワシワシ食らう大型犬になった気分。
なのに読後は心身が身軽になって清々しい。
この感覚をどう説明したらいいかわからない。
100年以上前に書かれた彼の名作群は膨大で、短編だけで200を超える。
全てが翻訳されているわけではないけど、
ずっとこの先も、未読を探しながら追い続けられることが嬉しい。
さて、どの順番で出会うかはお任せします。
大丈夫、呼び声が聞こえるはずだから。
(´-`)。oO(柴田さんに全作品翻訳してもらいたい...)