オケーリ

2018.08.12 Sunday

 

昨年の六甲ミーツアートと今年のアンコール展、合わせて6ヶ月以上の展示を終え、

「あべちゃん・・・」が無事に我が家へ戻って来た。

長い間お世話していただき、ありがとうございました。

あれもこれも楽しかったです。

神戸元町の酒場も。

 

いつのまにか今年の六甲ミーツアートが始まる季節。

毎年必ず台風が来て、作品をしまったり出したり縛ったり・・・過酷な山頂での作品管理には本当に頭が下がります。

スタッフのみなさん、怪我などないように気をつけてください。

というか、全国の芸術祭スタッフのみなさん、も。

 

作品より身体が大事。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは怪我じゃなくて風呂上がり的状況

 

 

 

 

11月の六甲山

2017.12.05 Tuesday

 

 

 

六甲ミーツ・アート芸術散歩2017が終了した。

搬出も終え、作品たちは我が家へ帰ってきた。

 

出展についての初打ち合わせが昨年の12月。

あれからもうじき1年経つ。

おかげで六甲山の四季を見ることができた。

もう来月は六甲山に登らないのかと思うと寂しい。

 

これは今年の1月にラフイメージとして描いたもの。

六甲枝垂れ周辺の資料にあったヒゴタイの花がよっぽど印象的だったようで、ずいぶんたくさん描いている。

ヒゴタイ、ほんと可愛い。

 

今思い返すと、叶えばいいな、くらいの弱気な提案だった。

「あべちゃん・・」の小さいサイズは過去作品としてお披露目しているし、文章とセットで展示してほしいし、

花で囲みたいともリクエストしたし、“あれこれややこしそやな” と言われそうだったから。

加えて、作品意図を誤解されたりしたらどうしよう、という心配もあった。

 

結局、そんなさまざまな不安を吹き飛ばす勢いで快諾していただき

理想的な環境のなか展示させてもらった。

 

10月末には来場者の投票で決まる「六甲ミーツ・アート大賞第3位」をいただいた。

これも台風をはじめ過酷な自然環境のもと、作品のケアをし、植栽を整えてくれたスタッフ陣のおかげだ。

私はいつも自宅で案じていただけだから。

 

来場してくれた皆様、

スタッフ・関係者の皆様、

 

本当にありがとうございました。

 

またお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あー。やめないでよかった。

 

 

 

 

 

 

10月8日の六甲山

2017.10.09 Monday

ワークショップが始まるおよそ5時間前。

六甲山の山荘で朝を迎え、散歩に。

鼻の穴から冷たい空気が入ってきてスッキリ目が覚める。

当時と同じジャケットを着ていたせいもあって、

寒い田舎道を毎朝テケテケ走っていたフランスでのレジデンスを思い出した。

そうそう、誰もいなくて怖いのに身軽でどこへでも行ける感じ。久しぶり。

と、いい気分になった。

 

いろいろなことがどうでもよくなり、知らん!と清々しく叫べるような心境。

そう思える時間が日々の調整には必要なのに、つい手を抜いてしまう。

毎日こうして山に手伝ってもらえたら幸せだろうな、と妄想した。

怖いけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワークショップは天気にも恵まれ大成功でした。

参加してくれた方々、スタッフのみなさま、ありがとうございました。

日差しの強いなか、お疲れ様でした。

 

みなさんが作ってくれた花作品は本日(10月9日)まで展示してあります。

 

 

 

 

 

お地蔵さんのようになれたら

 

 

 

 

 

 

六甲ミーツアート2017開催中

2017.09.13 Wednesday

おかげさまで無事に初日を迎え、私も会場全体を回り作品を鑑賞してきました。
作品設置場所、バス停の場所、バスの時間など確認しながらの散策になると思います。
くれぐれも車に気をつけてください。

設営時に日焼けした腕の皮がむけてきました。日焼け対策も忘れずに。

 

というわけで、自作品の補足と注意点のメモです。

 

 

作品名:あべちゃん、なんかついてるよ (マップ作品番号:28)

設置場所:自然体感展望台六甲枝垂れ
会場内バス:六甲山上バス【R07】、六甲山東西急行バス【R07】
バス停名:六甲ガーデンテラス

※展覧会全体の開催時間は10:00〜17:00ですが、
自然体感展望台六甲枝垂れの営業時間は10:00〜21:00(最終入場20:30)ですので、
営業時間内は鑑賞できます。

 

・・・作品概要・・・
短いお話と、そのなかに出てくるビジュアルイメージ(オブジェ)、二つの要素で構成された作品です。
最初にお話とマケットをお披露目したのは、12年前。
いつか生の草花に囲まれた場所で実寸化したい・・・と妄想し続け、このたび実現することができました。
またオブジェの周りには、六甲山観光・ガーデナーチームさんによる草花のアレンジが。
季節よって変化する風景も、三つ目の要素として楽しんでください。

 

 

 

作品名:The parallel (マップ作品番号:36)
設置場所:六甲牧場(南エリア)
バス停名:六甲牧場(北入場口付近)
会場内バス:六甲山東西急行バス【M06】、六甲摩耶スカイシャトルバス【M06】

 

六甲牧場はサテライト会場です。以下、ご注意ください。
※11/7(火)、11/14(火)、11/21(火)は定休日
※別途入場料が必要になります。
※営業時間9:00〜17:00(最終入場 16:30)
※9月、10月の土日祝は9:00〜17:30(最終入場 16:30)

 

・・・作品概要・・・
各所でお世話になっております、8号(Risa campaign vol.8)たちが羊エリアに間借りしています。

彼らはついにここへ辿り着きました。感無量です。
5匹のうち1匹だけにある小さな “しるし” 。それがパラレルワールドへの入り口となるでしょう。
大自然と大妄想を行き来してもらえたら・・・嬉しいです。
見どころであり注意点でもあるのが、羊たちは毎日規則正しく15:30には緬羊舎に帰ってまうということ。(ば〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。つって)

今年初めて展示会場になった六甲牧場、バスの本数も比較的少ないです。
羊ファンは早めの時間にどうぞ。
 

 

 

 

 

ガーデンテラスからカンツリーハウスへは展望ペアリフト(¥150)が気持ちいい

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の終わりの六甲山

2017.09.03 Sunday

 

 

 

 

 

 

8月はほとんど家にこもって作業の日々で、雨のせいか変な風邪も引いた。

そんな夏ももう終わる。

心底ほっとした。

じんわり嬉しい。

 

 

 

 

 

 

そして六甲ミーツアートの設営へ。

山頂の強い日差し。冷たい風に揺れる濃い緑。

頭上には真っ青な空。

足もとには羊たちの贈り物。(多め)

おかげで細胞が回復した気分。

 

 

 

 

 

ちょくちょく声をかけてくださる住民の方々